山小舎からの手紙

土用丑の日、うなぎを食べて栄養をつけ暑い夏をやりぬこうという日ですが台風の影響か肌寒い風が吹いています。

今までの丑の日でこんなに過し易い丑の日は初めてです。子供が小さかった頃は上越の海にいってイカや魚でバーベキューしながら泳いで楽しんだものです。年をしてからはあまりに暑いのは体に毒だと笹が峯に行って焼き肉をするようになりました。

今年の丑の日は夕顔とサバの缶詰を片栗粉でとじた熱々の汁をフーフーしながら汗もかかずに頂きました。安上がりで助かりましたが大して栄養にはならなかったと思います。

大麦若葉3ｇ30袋が390円で売っていたので買ってきました。

安いのか高いのかわかりませんがＴＶの宣伝を見たことがあってつい買ってしまったものです。

売っていたのが近くの洋品店ですからパチものかもしれませんが さっそく麦茶にまぜて飲んでみましたところそれなりの味がして体にいいような気がしてくるから不思議です。

青臭くも無く飲みやすい製品でこれで健康になれるなら安いものです。

作っているのが軽井沢のＨＩＫARIという会社でＴＶ宣伝などしないから安く販売できるんだと洋品店の主人は言っています。

台風6号が近づいています。

進路予想は紀伊半島から急カーブを描いて太平洋に出ています。中部から関東にかけて大きな寒気団でもあるかのような動きで、なぜこんな動きをするのかの説明にはまだ接していません。

夏台風は迷走台風とも言われていましたが迷走の予想もできるようになったんだと感心しています。

雨にはなっていませんが夕刻より生温かい風が吹き始めています。ツバメも下を滑空しています。大きな被害が出ませんように。

なでしこの花が姿を消してからどの位になるのでしょうか。

以前は田んぼの土手や山手の草地にいっぱい咲いていたような記憶があるのですがこの頃はあまり見る事ができなくなりました。 私が山に入ることが少なくなったから気がつかないのかも知れません。

そんななでしこが今日はＴＶで大活躍、手に汗にぎるとはこのことでしょう。

今回の快挙が男子サッカーであれば、只良かったね　終わったでしょう。

やはりかわいい女の子が飛んだり走ったりしてボールを追うから応援したくなるんで、すごかったですね点を取られれば必ず取り返しての繰り返し、一番すごかったのがゴールキーパーが横っ跳びしながら足でボールを蹴り返した場面、偶然なのか訓練の賜物なのかその両方なのか。

優勝をした時の感激の涙は一粒万両の値打ちがありました。いいですね女の子の涙は、反面男の涙はむさ苦しくて嫌ですねー。今の日本は女性が何事もリードしていてありがたいかぎりでございます。

夏本番を迎え各観光地は賑わいを取り戻しつつあります。

別荘村もこの三連休を利用して多くの方が入村しているようです。

都市部の節電もかねて涼しい高地での生活は快適なことでしょう。

そんな中、私の知人から聞いた又聞きの話です。

別荘での夜、ご主人は網戸にしてお寝みになったらその後奥様が雨戸を閉めて鍵をしてしまい寝苦しい夜になってしまったとのこと、私のような田舎人は施錠の習慣がありませんが都会から来た皆さんは家中の鍵を閉めてからでないと休めないようです。

安全を考えれば致し方無いのかもしれませんが、家中の戸を開け放して蚊帳をつって寝ていられた時代は遠い昔の話になってしまいました。

毎日暑い日が続きます。

長野県の北にいて暑いなどといえば罰があたるかもしれませんが、ここに居ればいたで暑いもんです。

午前十時ごろから午後三時ごろまでは動く気がしません。気温は30度まで上がっています。

今日から三連休の方も多いのでしょうか、コンビニには海に向かうのかビーチサンダルに短パンの親子連れが見受けられて夏を感じます。

気になるのが台風6号で予想進路に日本がすっぽりと入ってしまいそうで、どの位の影響がでるのか心配をしています。私の知っている限りでは伊勢湾台風以来大きな台風は来ていません、その分風に対しての対策が疎かになっています。昨日のブログで書いた森林の間伐も多くしすぎると全倒する危険があります。

中野市の栗林で伐採をしているＮＰＯの方から電話をいただき伐採木の買い取りを頼まれました。

雑木とカラマツの混性林で雑木は薪にして売るようです。しかしカラマツは下の枝が落ちずにヒマラヤ杉状態で建築用材としては不向きです。

森林組合であつかってもらったほうがいいと判断しました。

長野県では森林税を一人当たり年間500円納めています。潤沢な資金源を背景に 山の手入れはドンドン進んでいます。いままで陽の入らなかった山が一キロ先まで見通せるほど間伐されています。今後三十年もたてば樹高30ｍ目通り70ｃｍの大木に育つはずです。

その時期になるまで現役でと思うものですが、木が切れないで息が切れることでしょう。

スピード違反の取り締まりを古町工場の前でやっています。

これで三回目、登坂車線のある道路で　遅い車をここで追い越してしまおうとアクセルを踏み込むタイミングの場所です。

私のスピード違反は1回だけでもう20年も前になります。国道を飛ばしていてネズミとりに引っ掛かりました。

25ｋｍオーバーですが同時に酒気帯びが発覚、あのころの点数制度ではスピードが6点酒気帯びが6点で計12点になるのかと思ったら酒を飲んでの運転は酒で感覚が麻痺していたから仕方がないということでスピードが半分の3点で合計マイナス9点でした。

あのころは公安もいきな計らいの法律 にしていたものです。 酔っ払い運転を擁護するわけではありませんがこの頃の日本は微に入り細に渡って法律でがんじがらめになって息苦しくて仕方ありません。

とはいうもののここでしか生きてゆけませんから我慢しています。皆様、国道18号線の登坂車線のあるところはスピード注意ですよ。

夏ですねー、いきなりの大雨です。5分ほど降ってパッとあがりました。

上田方面は警報が出ているようです。暑い時、夕立があると涼しくなってありがたいのですが程度問題で裏山が崩れるほど降ったんじゃ困ります。

暑い時には冷たいものがおいしいですな。今日訪ねた家で梅ジャムを寒天で固めたものと、アンズジャムを寒天で固めたものをいただきました。冷蔵庫で冷やしてありなかなか乙な味でげした。

料理もいろいろな技があって無駄にする食材は全くないと言っていいようです。しかし、このところキュウリの頂き物が多くて朝昼晩キュウリ漬けです。

声を出すとスイッチョン、スイッチョんの音が出てくるような気がします。

神話の舞台は北信濃と題をつけた本があります。

作者は長野市在住の安藤光彦さんで平成11年が初版発行となっていますから、すでに12年たっています。

この本は北信濃の地名や遺跡から神話に登場する人物や場所をあてはめて物語を進めます。ここにある八蛇川も八岐大蛇（ヤマタノオロチ）の原型として解説されていてなかなか面白いもんです。

善光寺平のなかで神話を完結させてしまうほど地名や旧蹟に事欠かないのも驚きです。この本を読んでもしかしたら神話の舞台はここかもしれないと思ってしまいそうです。