古民家を考える
田舎暮らしを求める人に去る人に様々です。
古民家を買い求めて新築以上のお金をかけて改装、こだわりを持った個性的な住居が完成。入居して数年間はこともなく過ぎて行きますが次第に身辺に変化が起こり始めます。
まず家庭内の変化、子供が生まれる又は卒業して都会に出て行ってしまう、などの人数の変化で部屋が足りない又は余る。次に自分の体力の変化、この位の坂は何でもないと思っていたのが次第に辛い。買い物に遠くまで出かけなければ用が足りないなど、若い時に何でも無かったのが苦痛に感じてしまいます。
次第に田舎暮らしに対応できなくなっていく自分に気づいてしまった時、せっかくこだわりを持って改装した家を手放すことになってしまうかもしれません。
しかしどんなにお金をかけても売値はそれを反映してくれません。古民家は古民家の値段でしか流通しないのです。
そんな訳で古民家を改造する方はなるべくお金をかけないでやるのが良いと思います。少なくとも新築が出来るほどの予算を使うのはやめましょう。
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