森の再生、宮脇昭
ラジオを聴いていたら宮脇昭さんが熱弁をふるっていました。日本で一番木を植えた男として有名な人で森を再生させる技術者です。
宮脇さんの話はいちいちうなずくところが多く今まで数多くの木を切り倒してきた者として学ぶことが多い理論や実践でした。
自然に対して我々はあまりに自分たちに都合よく手を加え過ぎたと反省しています。
このたびの東日本大震災では海岸付近の松の防風林が根こそぎ倒され津波に流され返って他の物を壊す危険な存在になったといい、これから造る防潮林は混生、密生の植樹をするようにすすめています。
瓦礫の処置も理にかなっていて大きな穴を掘り有機質の瓦礫を埋めて山をつくりそこに混生林をつくれば20年でりっぱな森になると説いています。
東北の太平洋沿岸300kmにおよぶ被災地にこのような緑の帯ができればと夢を語っていました。
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