2011年3月31日

大災害の三月が終わります。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:44 AM

今日で三月も終わりというのに、朝から雷が鳴って雪降りの天気になっています。みるみる積もる勢いで、あたり一面真っ白になってきました。こんな日は早仕舞いして熱燗で一杯と思うのですが、月末のこともありそうもしていられません。この三月は日本を揺るがす月になってしまいました。聞き語りになってしまいますが岩手県に魚へんに毛という字の地は「ここより下に住んではいけない」と昔からの言い伝えが石碑に刻んであり、住民はこれを守って今回の津波に耐えたそうです。私たちの生活は机上の計算の上に成り立つものではなく、先人の経験から導き出されたこのような言い伝えで発展してきたような気がします。

2011年3月30日

浅川の岩魚

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:20 PM

浅川という川が飯綱町と長野市の間に流れています。ダムを作る、作らないでもめたあと、両方の意見を聞き穴あきダムなんて折衷案で作るようになった川です。この川には岩魚がいっぱい棲みついています。漁の解禁にさっそく釣り糸を垂らしに行った人から岩魚を二匹いただきました。生きたまま持ってきてくれたのですが、痩せていて食べる気にはなりません。池に放して太らしてからいただくつもりです。

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2011年3月29日

合板が無い

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:08 AM

仮設住宅の建設が始まりました。3万5千戸ほど作るそうです。3間×3間、2Dkの広さで換算すると床合板18枚、土台用杭42本が現場調達となるようで、杭丸太は140万本、合板は63万枚必要になるようです。その上、西北べニアという大きな合板工場が被害を受けたことも重なって日本中から合板が消えてしまいました。近所の建材店やホームセンターからも基礎用のコンパネも姿を消してしまいました。四月末から五月には海外の合板が大量に入ってきますから買いだめをしても無駄です。困っている所に速やかに手当てできるよう買いだめは控えましょう。

2011年3月28日

ミルキークイーン

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:05 PM

ミルキークイーンなる名前のお米があるそうです。私は食べた事がありませんが大変おいしいお米だそうで、これしか食べないというファンがいます。上にある直売所に冬期間閉鎖を知らずに買いに来たそうですがもちろん買えません。近くのお米屋さんに聞いてあげましたが無いと言う返事、知り合いに聞きましたら旧豊田村の農家が自家用で籾を持っていました。お願いして精米をすませたお米を届けてもらいました。明日ミルキークイーンのファンのおじさんが取りにみえます。

2011年3月27日

東の空

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:53 AM

6時前に日の出を迎えるようになりました。この日の出が今頃は真東から上がります。ここから真東には栃木県の中禅寺湖と東照宮があります。それを越して行くと茨城県の高萩市に出て太平洋にたどり着きます。今回の地震と津波で高萩市はどんなだったんでしょうか。朝、東の空を見るたびに被災されたかたの無事を思わずにはいられません。今日も一日地震と原発の報道で暮れていきましたが未だ被害の詳細が知れないところもあるようです。何かお手伝いをしなければと考えているのですが、まだ出番では無いような気がして待機しています。

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2011年3月26日

ボイラーの水漏れ

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:22 AM

ボイラーが調子よくありません。水漏れがしています。調べてみましたところ圧力逃がし弁から水が出ています。名医(自分のこと)が見てすぐ診断がつきました。浴室にサーモスタット付きのシャワー水栓があります。 この水栓は湯の温度を自動調節できるようになっていますが、長年使うと湯と水を混合するところが壊れて湯のパイプに水が入って逆流してしまいます。このために圧力逃がし弁から圧力の高い水があふれだすと、こういうわけです。原因が判明すれば手当は簡単で湯のパイプに逆止弁を取り付ければ逆流が止まり水漏れが止まります。

2011年3月25日

リンゴジュース

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:43 AM

食べたくても食べられない方がいらっしゃる時にこんな話はなんなんですが、リンゴと人参でダイエットをしているご夫婦がいます。もう何年も続けているそうで二人とも痩身で足取りも軽やかです。毎年秋になるとリンゴを探してくれと頼まれていますが、ジュースにするので良いリンゴでなく安いリンゴでいいようです。只リンゴは冬越しをするとボケてしまいますので上手く越冬させるのがむずかしい。そんなことならリンゴ農家が自家製のジュースを作っているのでそれを分けてもらった方がよかろうという話になり今日新潟市から取りにみえました。1リットル瓶で40本を持っていきました。ニンジンと混ぜて朝ごはんのかわりに飲むそうです。足が速くなって走り出しそうです。

2011年3月24日

田舎の金物屋

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:22 AM

都会では湯たんぽが無いそうです。東電の配電地域で計画停電を実施しているので、その間電化のものがすべて使えません。そんな訳で昔に戻って湯たんぽを使って子供たちのお布団を温めてあげましょうと、やさしいお母さんが町で湯たんぽを探しましたがどこにも無かったそうです。そこで田舎ならあるかもと探したら出てきました。金物屋さんの倉庫や問屋さんの倉庫にいくらでもありました。地域差とでもいうんでしょうか品薄の所もあればホコリをかぶったまま倉庫に眠っている所もあるんです。品薄のものがありましたら問い合わせてください、こちらにあるかもしれません。

2011年3月23日

材木の協力

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:06 AM

今回の地震で被災された方の受け入れを長野県も12000人するそうです。旅館やホテルなどで受け入れてくれた場合一人あたり5000円の補助もあるそうです。

日本中の自治体がそれぞれ公営住宅や公共施設の提供を申し出ています。いずれにしても、この寒空に着の身着のままで投げ出された方を一日も早く暖かい布団で休んでもらいたいと誰もが思っています。

我々の業界でも仮設住宅用木材の迅速かつ大量の供給を要請すると林野庁から連絡があったようです。今日は他人の身、明日はわが身という事もあります。非力ですが協力を惜しみません。

2011年3月22日

古民家

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:00 AM

江戸後期か明治初期の民家を見せていただきました。このあたりには無いめずらしい造りで屋根の恰好はかぶと造り、仏間が一段高く畳敷き、その奥に奥座敷が書院付きで縁側に続く。その奥に陰雪隠と結構格式の高い家だったようです。おしいかな、大分手が入って近代的な建材を多用、土間などもフローリングで塞いでありました。こんど新しい家主に変わったので昔の形に戻して行くそうで楽しみです。

茅葺き屋根はすべて縄でしばって留めてある。

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丁鉈で仕上げた束柱

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