白馬の古民家
例の古民家のある白馬村にいってまいりました。だいぶ手が入ってしまい古民家ではありますがクロス張りなどの現代の材料を使ってある部屋などもあり価値は何とも言えない状態です。大きさは間口9間奥行き6間の民家としては普通だと思いますが200年以前の建物であるかは不明でした。小屋組みと影柱は平刃の手斧(ちょうな)で仕上げてあるので古い建物であることは確かです。小屋裏を見る限り曲がり屋の造りなのですが現在は普通の寄せ棟に変わっています。そんな訳でせっかくの古民家が現代風に変えられており大変残念な思いをいたしました。
手斧で削った柱
曲がり屋であったと思われる小屋裏
杉の板戸は健在でした
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