おらが春
今日29日は小林一茶の句集「おらが春」の刊行された日とききます。一茶さんは当地より北に2里、柏原の産にして数々の俳句を世に残してくれました。その一句が「めでたさも、ちゅうくらいなり、おらが春」でここから題をとったそうです。私の中学時の理科と体育の先生が一茶さんの子孫で名前も一字違いの先生でした。その先生からは一茶の墓の横が先生の家のお墓だと聞いただけで、それ以外一茶のレクチャーはいっちゃいありませんでした。もっといろいろ聞いておけば良かったと思います。このごろ江戸時代の人が段々身近に感じられるような気がします。中学の時に最後の江戸時代の人が亡くなったと新聞に載ったような記憶がありますが、そのときより今のほうが近く思えるのは何故でしょう?私なりに理解できるのは中学時の一茶は160年以前の人で自分の人生に重ね合わせると10倍以上昔の人だったんですが、今の年齢で重ねると3.5倍、その分近く感じられるのではないだろうかと勝手に思っています。いよいよ明日は三十日、「なにもかも、あなたまかせの、年の暮」です。
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