水洗トイレの床下漏水
何年か使っていなかった家を再び使うことになった方に掃除を頼まれました。進入路がせまく軽トラで何べんもゴミや不用品を運び出し後は設備の点検をしたところ、トイレの水を流すと石垣から水がしみでてきます。こりゃあ大変だと床をはがし床下にもぐりこみ点検、床下に漏水痕はありません。排水経路をたどると掃除溝の部分のコンクリート製の枡と塩ビ管との接合に大きな隙間ができています。昭和の40年代の工事で枡の下の土が下がり少し漏水が始まると次々と周りの土を流して大きな穴になったものと思われます。穴を発泡ウレタンでふさぎ枡を据えなおし修理終了です。以前設備業者の手違いで流し台の配水管がつながっておらず何年も床下に垂れ流しのお宅があったと聞いたことがあります。たまには床下を点検してみてはいかがでしょうか。
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