求、田舎
8月21日 くもりand雨
江戸っ子というのは江戸に三代住み続けて初めて江戸っ子と名乗ることができたんだそうです。
その江戸っ子同士のご夫婦が長野県北部の古民家を見学にきました。 目的は田舎が欲しいんだそうです。
子供のころ 友達の多くは夏休みや正月休みにおじいちゃんおばあちゃんの居る田舎に連れて行ってもらえるのに 自分だけ帰る田舎がなくて寂しかったんだそうな。
先年、定年を迎えたので 田舎を持ちたいという夢を実現させようとご夫婦で田舎探し、山梨県や群馬県も歩いてきたそうです。
で、今回は長野県北部に来たというわけ。
わたくしもこの地に生を受けて早六十数年、田舎のいいところも大変なところも良くわかっているつもり。
まず、春から秋にかけては申し分のない環境、物価も江戸に比べれば安いでしょうし住み心地は”良”
ところが残された季節の冬が一筋縄でいかない曲者、今日案内する古民家は集落の奥の奥、しかも雪が2mは降る所、公道の除雪は町がやってくれますが家の周りは自力の作業。
その事をよーく説明して案内しました。
それでも「静かな環境と(何せお隣さんと言えるのは50m先にある民家が1軒だけ)豊かな自然が何よりのご馳走です、」と仰っていました。
結果は東京に帰ってよーく相談して決めるそうです。
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