もももすもももももかな?
7月27日 曇ったり晴れたり
「李下に冠を正さず」とはスモモの木の下で冠を直すとスモモを盗んでいるように見られるから気を付けようね、スモモの木の下を通るときは少々冠が曲がっていようが落ちそうであろうが走り抜けててしまいましょうということ。
同じ意味で瓜田に履を納れずというのもあって瓜畑で履を直すと瓜泥棒に間違えられるよ!って戒めている言葉。
出典は中国の古楽府、君子行。
権力を持つものにとって世の中の評判はとっても気になるところ。
その昔、世論調査など無かった時代 流行り歌を調べて自身の評判を確かめさせた役所が楽府。
現代は流行り歌など調べなくても 世論調査機関の支持率調べで速攻わかってしまう まことに味気のない時代。
安倍政権も近頃は支持率が落ちこんで急性胃炎を起こしそうな局面に至っております。
さて、君子行のできた時代に道路はなかったんですかね?
瓜畑やスモモの木の下を通らず道を通ればこんな詩もできなかっただろうに。
やっぱりこれはスモモを取ろうとしてスモモの木の下に入ったに違いありません。
また瓜が食べたくて瓜畑でこごんで何かをしていたに違いありません。
今の言葉でいえば確信犯。
よそ様の畑を通って近道をしようなんて思うほうが問題。
李下に入らず 瓜田に入らず、が正しい。
お友達であれば遠慮する、あるいは遠慮させるのが正しい。
近道させるのはよくないですよ安倍さん。
布でこしらえた野菜たち。
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