お座敷小唄
3月28日 くもり
三月ももうちょっとで終わります。 近頃のご近所の挨拶「ことしはいつまでも雪があって」・・・。
♬ 富士の高嶺に降る雪も 京都先斗町に降る雪も 雪に変わりはないじゃなし 溶けて流れりゃ皆同じ ♬
昭和40年に流行した ご存知「お座敷小唄」。
ここら辺りも 早く融けて流れてくれりゃあいいんですが・・そうなんです、中々融けないんですよ。
さて、この歌が流行ったころ作詞家が間違ってんじゃないか?って思いませんでしたか。
というのも「ないじゃ無し」と二重否定していますから 雪に変わりがあると言ってるんです。
純な心の持ち主だった私は 世界中どこに降っても雪は同じだろう!って思ったもんです。
それが年を食って 背中に苔が生えるようになってようやく意味が解るようになりました。
霊峰 富士に降る雪は純な雪に見え、一方、京都先斗町のような花街に降る雪は色と欲に染まった雪。
という事で、同じ人でも 降る場所によって全く違って見えてしまうもの・・と言ってるらしいですよ。
作者不明で本当のところは判らないんですが、そうじゃないかなーって。
雪に纏わるお話でした。
国道沿いの除雪された雪の溜まった所です。 雪と一緒にアスファルトの細かく砕かれたものがいっぱい混じっていて雪解けとともに表面に現れてきます。
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