「おぼろ月夜」
3月21日 あめ
♬ 菜の花畑に 入日うすれ 見渡す山の端 かすみ深し
春風 そよ吹く 空をみれば 夕月かかりて におい淡し ♬
誰もが知っている有名な唱歌「おぼろ月夜」の一番です。
作詞は高野達之 作曲は岡野貞一先生。
昔の唱歌は詞を読むだけで情景が浮かんでくるようでいいですね!
ところが日本語は難しい、きっと皆様の思い浮かべる情景と高野達之先生の意図する情景は違っていると思うんです。
それはどこかと言うと「夕月かかりて」となってますね。
夕月とは三日月を指すことが多いんだそうです。
三日月となれば太陽より2~3時間遅れて昇り沈むのが普通、となればこの詞に書かれている夕月は西の山に沈まんとする三日月ということになりそうです。
私の場合、菜の花の咲く千曲川原をはさんで 東の山々の上に霞んだ満月があって、西山に夕日が沈む情景を想像してたんですがね。
唱歌「おぼろ月夜」に書いてある絵も満月が多いんですよ。
さて、そんなことを考えて高野達之先生と同じおぼろ月夜を愛でるのは、菜の花の咲く三日月の日。
となれば4月29日あたりか5月28日付近になりそうです。
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