フクロウの彫り物 その後
6月5日 日曜日 はれ
先日フクロウの置物を作っているとブログに認めました。(したためるなんて言い方でいいんかしらね?) その後どうなったかを報告いたします。
次の日、顔を彫り始め順調にチェンソーを入れていました。 ところが くちばしがポロッて落ちてしまったんです。 縁起でも無い!
材は古木で芯腐れが始まっていました。
おまえ材木屋だろ、そのくらい判らんのか!って言いたいでしょ。 判ってはいたんです、フクロウの頭の部分が丸く木質の変わっていたのは。
気をつけていたんですが 口ばし部分を深めに掘り込んだのがいけなかったんでしょう。
そこで色違いの木で口ばしを埋め木してやろうか思案中で一時中断。
それがどうでしょう、次の日から日に日に割れが大きく入って 皮が剥げるような捲れ方。 内部が見えるようになってしまいました。
これを見て思わず和尚の顔が割れて中から観音像が出てきたという宝誌和尚立像を思い出しました。 が、所詮彫り人が凡人、そんな霊験があるわけは無く中に見えるのは芯材だけ。
という訳でフクロウは材を改め再度彫り直します。
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