又鬼
戸川幸夫著「山岳巨人伝」って読んだことありますか? マタギが明治維新の荒波に翻弄される話で、鉄砲名人のマタギが登場したはずです。 鉄砲を撃ちすぎて硝煙で目がつぶれ音を頼りに熊撃ちをするが最後は熊にやられてしまう、という話だったと思うんです。 わたしは随分以前(30年以上前)に読んだのですがワクワクドキドキしながら読み進めたもんです。
本日 山形県は米沢市までお邪魔に行ってまいりました。 新潟県の国道8号線を北上して、途中から7号に移り胎内から米沢に向う国道113号線に乗り換えます。 ゆるやかな登りを1時間で山形県の入り口に着きます。 その入り口は緑のアーチの橋でした。 そして橋のそばに「 マタギの里 小国 」の立札、 そうだったんです!若い時憧れたマタギの里に偶然行き着いていたんです。
マタギとは東北地方で狩猟のみで生活している集団を言うとあります。 山形県小国町もマタギの里でした。 見渡す山々は今でもマタギの方々が走り回っているようにみえましたよ。
(追記 新潟県の小国町は知ってたんですが、隣の山形県に同じ町名があるなんて知りませんでしたよ。 しかしマタギの里ということでしっかり覚えました)
どうです!この山並み、冬眠している熊を穴から追い出しているマタギが見えませんか?
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