たぬきがしんだ
展示棟に見えた客人を案内しているとき、二階の窓からのぞいた川沿いの土手に赤い毛皮がヒラヒラとみえました。
さてはキツネの日向ぼっこかな? なんて思ったのですが動き方が自然ではありません。 客人の案内が済みどうしたのかと土手まで行ってみればタヌキが死んでいます。 そのタヌキの死骸にカラスが取りついて突いていました。
これが毛皮のヒラヒラと動く 原因と知れたのですが、野生動物は死が訪れることを感じると物陰や目につかない所で息を引き取るものです。野天の下というのは車にはねられてここまで辿り着いて息絶えたということでしょうか。
タヌキの昔話は思いつくだけで「カチカチ山」「ぶんぶく茶釜」「猩々寺のタヌキ囃子」「タヌキの糸車」等々。落語にも「タヌキ」「狸賽」「ごんべえタヌキ」等々。昔から人との関わりの多い動物です。またタヌキは他を抜くという語呂から縁起物になっています。
さて、この死骸はどうしたものか?と思案したものの、カラスの餌を横取りしたと思われてもていけませんから暫くはそのままにしておきます。
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